福祉サービス事業の利用目的とその理由
ステップ1・通い続ける
「同じ曜日・時間・同じ所(居場所)に通い続ける」
[このトレーニングが必要な理由]
多くの就労の場は、決められた時間、決められた場所で仕事をします。
ステップ2・雑談をする
何度も顔をあわせる人は「知人」となります。
その人達と「あいさつをする」「天気の話」「自分の身近で起こった事の話」など
『雑談』ができるようになると、知人が「親しい知人」になります。
『雑談力』を居場所や家で身につけてください。
[このトレーニングが必要な理由]
就労先では、仕事が出来るだけではなく、職場の人と『雑談』 が必要となります。
ステップ3・複数の人と一緒に行動をする
「人と親しくなる為の方法として、居場所では ウノ・トランプ・マージャン、
河川敷でのキャッチボール・サッカー・ソフトバレー、 ボウリングなどを「複数の人と」一緒にする。
自分の事だけを考え行動するのではなく、一緒にいる人の状態を配慮する事がこのトレーニングに含まれています。
「楽しむ」事を獲得して下さい。
[このトレーニングが必要な理由]
就労先では、職場の人と協力をしてする仕事が多くあります。
ステップ4・自分の意見を言う
自分の思いや意見を、複数の人の前で話す。
自分以外の人の話を聴く。(あいづち、肯き)
人の意見に対し、自分の意見を言う。(会話・対話)
適切な言葉選び、言い方の工夫、話し出すタイミング、目上の人への敬意、丁寧語の使い方のトレーニングです。
[このトレーニングが必要な理由]
職場では、必ずミーティングや会議があります。
複数の人の前で、自分の意見が言えるよう、又、人の話をしっかり聞けるよう、居場所で訓練を積みます。
ステップ5・軽作業
季節によって作業内容が異なります。(工賃が出ます)
決められた同じ曜日、開始時間から終了時間まで、通所を「継続」する。
『社会のしくみ』を学ぶ。
[このトレーニングが必要な理由]
就職すると、決まった曜日・時間内は決められた場所で仕事を する事になります。
ステップ6・「働く」ことの実践
「就労研修」
他で就労する前に「働く」ことの実践です。
[このトレーニングが必要な理由]
仕事をし続けられる自信をつけていきます。
このトレーニングの後、自分のしたい仕事が見つかれば、就職活動に入りましよう。