NEWS

クリスマスイヴ

2024.12.24

今日はクリスマスイヴ!

ささやかですが、来所いただいた利用者さんとケーキを食べました。

(ケーキが食べられない方は、他のお菓子をご提供しました。)

いろんなケーキをいっぱい食べたいです。

 

HP リニューアルしました!

2024.12.24

ホームページをリニューアルしました!

 

施設内での雰囲気や活動についてお伝え出来ればと思います。

今後ともよろしくお願いいたします!

11月の定例会について

2016.11.17

11月の定例会ですが、臨時総会を開催させていただくこととなりました。
つきましては、11月の定例会は、午後1時からの開始とさせていただきます。
午前に参加いただいている親御さまは、12時45分から受付を開始いたしますので、お時間お間違えのないようにお越しください。
急ぎご連絡させていただくことになってしまい、大変申し訳ございません。
可能な限りご参加をいただきますようよろしくお願いします。
ご参加いただけない会員さまは、委任状を郵送もしくはFAXにてお送りいただきますようお願い致します。

自閉症スペクトラム障害支援者養成講座《第19弾》

2016.09.26

日時:2016 年10 月10 日(月)
会場:京都商工会議所 三階講堂
午後1 時受付開始  午後1 時30 分開会  午後4 時00 分閉会予定
● 1 : 30 ~ 2 : 30
開演 理事長あいさつ
講演1  「認定NPO法人ノンラベルの支援について」 ~就職する人、しない人、人それぞれ~
講師:認定NPO法人ノンラベル理事長 田井みゆき
● 2 : 30 ~ 2 : 50
休憩
● 2 : 50 ~ 3 : 20
講演2「就労に繋がる支援と今後」
株式会社ニュートラルリンク代表 田井 啓太
● 3 : 20 ~ 4 : 00
質疑応答
田井みゆき
田井啓太
● 4 : 00 閉演
申込受付:平成28年10月8日〆切です。先着260名様とさせて頂きます。
裏面申込用紙に必要事項をご記入頂き、FAX または電子メールにてお送り下さい。
主催●認定特定非営利活動法人ノンラベル
~成人の高機能の自閉症スペクトラム障害者と家族をサポート~
[連絡先] TEL:075-921-3338  FAX:075-921-5055
申込書のダウンロードはこちらをクリックしてください

自閉症スペクトラム障害支援者養成講座《第18弾》

2015.09.10

日時:2015 年10 月12 日(月)
会場:京都商工会議所 三階 講堂(京都市中京区烏丸夷川上ル)
〈プログラム〉
午後1 時受付開始  午後1 時30 分開会  午後4 時30 分閉会予定
● 1:30 ~ 2:00 開演 理事長あいさつ
講演1 「認定NPO法人ノンラベルの支援について」
講師:認定NPO法人ノンラベル理事長 田井 みゆき
● 2:00 ~ 2:10 休憩
● 2:10 ~ 3:50
講演2 自閉っ子の心身を「ラクにしよう!」 コンディショニング講座 (仮)
講師:栗本 啓司先生
● 3:50 ~ 4:30 質疑応答
● 4:30 閉演
●栗本啓司( くりもと・けいじ) 先生
1971 年神奈川県生まれ。順天堂大学体育学部体育学科卒( 現スポーツ健康科学部)。
中学校・高等学校教諭一種免許( 保健体育) 取得。大学卒業後、障害児の体操教室などに関わり、
障害の有無、男女、年齢を問わず「身体をラクにする」方法を磨いてきた。
各種の手技療法、整体、野口体操、アレクサンダー・テクニーク、フェルデンクライス・メソット等のボディーワークに学び、
現在神奈川県小田原市にて「からだ指導室 あんじん」を主宰する傍ら、
障害児・者施設などで指導にあたる。
個人個人の身体感覚を大切にアプローチをしながら、
その人らしく活き活きとしなやかなに生きる事をサポートしている。
参加費無料
申込受付:平成27年9月10 日より受付開始。10月9日〆切です。先着260名様とさせて頂きます。
裏面申込用紙に必要事項をご記入頂き、FAX または電子メールにてお送り下さい。
お申し込みは、お一人につき一枚送信して下さい。
複数でお申込みの場合はプリントまたはコピーしてお使いください。
お申込用紙のダウンロードはこちらをクリックしてください。(本講座のご案内書面を含んでいます)
主催●認定特定非営利活動法人ノンラベル
【後援・助成】公益財団法人 京都新聞社会福祉事業団

伏見稲荷大社よりご寄付を頂戴いたしました!

2015.03.31

平成26年12月8日(月) 午前11時に、当施設内にて、ご寄付を頂戴いたしました。 頂いた寄付金は、お預かりする作業資材の置場の床上げに使用させて頂きました。(平成27年3月下旬に工事完了しました) 今後は、よりたくさんの作業をみなさんと一緒に取り組み、支援の一貫として励んでまいります。 当日にお越しいただきました、 伏見稲荷大社 社務所 講務部長 黒田 様 伏見稲荷大社 社務所 講務課長 藤井 様 伏見稲荷大社 社務所 講務課  黒木 様 京都市保健福祉局の職員の方 誠にありがとうございました。

ASDさんの《見え方》

2014.07.04

今日は通所者さんが22名来られて、大盛況だったので、チャンスとばかりに
ASDさんの「聞こえ方、見え方」のDVDを、おやつ後に全員に見て頂いた。
このDVDは、発達障害の特性を学ぶ当会の毎月の定例会で、親御さんやご家族さんには
毎年4月、5月の例会で見て頂く物である。
これをご覧になった親御さんは「えっ!」と必ず、驚かれる。
人間は生まれた時からの、自分の見え方、聞こえ方に疑問を持つ事はなく、
人間、みんなこの見え方、聞こえ方だよねと思っている。
他者と比較する事はなく、比較方法も無いから。
ASD当事者さんが次々と本を出して下さったこの10年。
ご自身の身体的な事、脳機能の事を、活字化のお得意なASD当事者さんが本にして下さった
お陰で、私たちは「えっ!そうなんですか!」と学ばせて頂く事が出来た。
そして、その学びを活かした支援を展開している。
バイトにつながった青年が、「今日は仕事で~と言うミスをした」と話しに来てくれる。
何度か聞いているうちに、ひょっとしてあのDVDの見え方?
早速、その青年に見え方のDVDを事務所で見て貰った。
「ええ、こう見えています」
そーなんだ。。。。。
バイト、大変だったねぇ。
とても理解のあるオーナーさんの所でバイトをさせて頂いていたが、オーナーさんに説明をし
辞めさせて頂く勝手をお伝えした。
(オーナーさんご夫妻は、事務局に来所してくださった!本当にありがとうございます!)
その青年がバイトをさせて頂いた事で、彼自身の課題が沢山、明確になった。
自分がそういう見え方をしているなど、今回のバイト経験が無ければ、彼は一生、気づく事は無かっただろう。
「良かったねぇ!気づけて!」と、彼に話したら、「本当にそう思います」とニッコリしてくれた。
これからは、もう一度ノンラベルのトレーニングに戻って、バイトに行く前とは違う段階のトレーニングに
挑戦しよう、となった。
視野が限定されているので、物の見方を工夫すること。
視野は限定されるけど、全体の作業の流れを意識して見ること。
目の前の自分の作業だけではなく、全体のどこに作業の滞りがあるかを判断、臨機応変に場所を
動くこと、ただし、作業指導をしている職員に「~を手伝いますか?」と声かけをしてから動くこと。
今日、22名の通所者さんにDVDを見て頂いた結果、「聞こえ方」についてはDVDに該当する方が結構おられた。(全体の3分の2)
「見え方」の方は、DVDを一度見た位では「ん?」だったと思うが、3名は当てはまると手を挙げて下さった。
「施設から桂川の向かい側にある、綺麗なマンションを見てください。マンションはハッキリ見えるけどマンションの回りはボヤァ~っと見えてますか?」と聞いた。
一人の青年が。「マンションを見てください」と言われると、マンションのみを注視してしまいますから回りはボヤけています、と話して下さった。
またもう一つのASDさんの見え方とされてる「全体を静止画象的に脳が記憶する見え方」の方も
2名が手を挙げられた。
定型者や定型者範疇の人は、マンションを見てくださいと言われても
マンションの周辺、手前、マンションの向こう側、遠くの山などすべてが視野に入る。(キッチリクリアではなくだが)
この見え方一つをとっても、仕事場において、見えてないからミスをする、でも叱られる、
自分に不本意な注意を受ける、もしくは何を叱れられているのか意味がわからずパニックを起こす。
自分に見えてない物を「目の前にあるでしょっ!」と言われても、「見えない、見えてない物は『無い』」のだから
えっ!えっ!えっ!となり、パニックが起きるのは当たり前。
パニックが起きると、ミスが重なる、益々、注意を受ける。
大変である。
しかし、自分の聞こえ方や見え方を自覚できたら『工夫』が出来ます!
働く社会人になって「なるべく不本意な叱られを減らす為のトレーニング」をノンラベルでは提供しています!
オーナーさん夫妻は、
「○○さんが、今回の事で自信を無くされませんように。○○さんより仕事の出来ない人はいます。
ノンラベルでトレーニングを続けられ、また、私どもの所でバイトをしてみようと思われたらいつでも仰ってくださいね。大歓迎です」
と言ってくださった。
これが「社会の理解」である。
(こんな事を言って下さる経営者さんは、日本国内で一体、何人おられるのでしょうね)

正規就労者、1名、正式決定しました!

2014.06.02

ノンラベルに親御さんが相談に来られ、その後、本人さんが通所につながれました。
本当に、コツコツ、コツコツとトレーニングを積み重ねられ、6年が経過した昨年の
8月、京都とジョブパークさんへ、障害者枠での正規就労先の相談を始められました。
2ヶ所、会社研修に行かれましたが、つながらず。
「数、重ねよう! 面接も回数こなすのはトレーニング!」と。
不成立になった時も、1日も休まず通所を続けられました。
6年間、それはもう十分なトレーニングをノンラベルで受けて頂いたので自信を持ってください!
あとは企業さんとの相性ですから、と伝え続けました。
いつも笑顔で「はい」と答えて下さってました。
先月(5月)12日から、2週間、京都の大手百貨店に研修に入られました。
仕事は、商品につける値札をPCで作成、印刷、ラミネート加工などなど。
ノンラベルでは、ご注文頂いた「名刺作成、印刷」を担当して頂いてのが
「ものすごく役に立ちました!研修先に就労したい」と言われていました。
そして、先週末、正式決定のお知らせが入りました!
本当に本当に、良かった! 頑張りましたね!!!
お知らせを聞いた時、私、涙が出そうになりました。
で、ASDさんたちは、こういう「涙」の意味がわからないし、そういう涙は出ない、と言われます。
「涙、泣く」は、『悲しい』と言う感情の時の状態で、そういう映画や小説を読むと泣けますが
日常生活で「泣く」と言う事が起こらない私は変なのでしょうか?と先々週、お一人の方から
相談を受けていました。
私はね、悲しい時も泣くけれど、多くは『くやしい』時の方が涙が出るんよ。
また、年のせいか、園児さんが一生懸命走ってる姿を見ただけで、その一生懸命が「けな気」なだけでじわっと涙が出るんよ、と話す私を、ふ~ん。。。と不思議そうな表情で聞いてられました。
このあたり、お互いの脳機能の違い、なんでしょうねぇ。
ASDさんがもっとも理解できないのは 【もらい泣き】 では無いかと思います。
みんなが涙ぐんでいたり、泣いている場面で、
笑ったり、はしゃいだり、しゃべりまくったり、「何を泣いているんですか?」と質問したり・・・
これ、しなければいいんですよ、自分は泣けなくても。
泣きたいと言う感情が湧かないのに、泣こうと努力する必要なし!
そんな自分を変だと思わなくて良し!
「感情」と言う部分に関しては、発達障害の方と定型者とで、脳機能に大きな違いがありそうです。
表情の乏しい人、と発達の人たちは言われるけど・・・・・
ノンラベルの通所者さんたちは、みんな、表情豊かですよー
これも日々のトレーニングの成果と自負しています。
就労先でも、あなたの素敵な笑顔、出してくださいね!
本当に本当におめでとう!!!!!

どんだけの久しぶりのりじったーです。

2014.02.19

おととしの12月から『認定NPO』法人格を取得する為に京都市役所に住民票を移そうかと思う位、市役所に行き来、税理士さんとの相談回数、数知れず・・・
書類・書類・書類・書類・書類の日々
7月に京都市条例指定第1号で承認を受け、8月に京都府控除対象に承認を受け、9月に
『認定NPO法人ノンラベル』と、国から認証を受ける事が出来た。

もう承認、認証が下りるだろうと先が見えた7月の上旬に風邪、ギックリ腰、喘息、ヘルペスを
次々と発症、痛みと闘う事、約1ヶ月、事務局をこんなに長く休んだのは活動開始以来
初めてで、多くの方に迷惑をおかけしました。
(おまけとして、年末年始も風邪で3週間休み・・・)

今は、完全に復帰、元気にしております!

と、今日はこの事がメインではなく『多剤大量処方』について書きたい。

先月、面談活動も再開して以来、これでもかと言う位、相談者さんは「多剤大量処方」の方ばかり。
私は医師でも薬剤師でも無いので、服薬指導、助言は出来ない。
しかし、発達障害の方の支援を始めて13年、お薬の話しは避けては通れない。

『発達障害を無い事にするお薬など無い』

お薬が処方されているのは、ベースに発達障害があり、その事の特性で生まれてから多くの
ストレスを受け、神経・精神症状を二次症状で出された方たちである。

不安感が強い、睡眠障害、イライラ感、暴言、暴力、暴れる、物を壊す、摂食障害、解離性障害、などなど。

これらの症状が延々と続く当事者さん、辛いよね。
また、苦しむ本人さんに何をして良いのかわからない家族さんも辛いよね。

で、医療に行くと、暴言、暴力、暴れる事が「出来ない」ように、抗精神薬で過鎮静をかけられる。
確かに、多くのお薬を大量に服用すれば、暴れ「られなく」なる。
その代償として、表情が無くなり、話さなくなり、食事もとらなくなり、延々と寝ていたり・・・
生物学的には生きているのかも知れないが、人として生きているといえるだろうか。
その上、お薬の副作用として、死にたくなって自殺未遂やリストカット、大量服薬。
服薬するまでは自殺念慮などなかったのに。
服薬するまで、一切、暴力、暴れるなど無かったのに、服薬して以降、今まで感じた事の無い
不安感の増強、攻撃性の高まりが起きたり。

何の為の服薬なんだ。

禁忌されてる重ね処方で、1日に30錠~60錠の服薬などザラである。
これは、ヒトゴロシである。

障害特性で翻弄され、服薬で翻弄され・・・たまったもんじゃない。

そして診断名はお決まりの「統合失調症」である。

発達障害が有るか無いかは『生育歴』を丁寧に聞けば、乳幼児期に既にエピソードがあるんだよ。

医療で「生育歴」を丁寧に聞く時間、人、がいないのであれば、どうぞ当会をご利用ください。
障害は病気では無いので、本来は医療範疇では無いのである。
しかし、神経・精神症状が出ている方には、部分として医療にチームサポートをお願いする。
(向精神薬を全面的に拒否する訳ではない)

昨年の7月、この年末年始に、内科において誤診、誤薬を受けた私である。
精神科だけに起こっているのかと思っていたが、たかが咽頭炎の風邪、の部位を誤診し
適切なお薬を処方出来ない内科があるのである。
目で診てわかる病気でさえ、誤診するのだから、
「目に見えない脳機能の不具合」など、精神科医の知識と臨床経験に頼るほか、ないんだよね。
精神科ほど「さじかげん」が必要な科はない。

しばらく、このあたりの事に関して、りじったーを書いていきます。
異論、反論、お持ちの方もおられるでしょうが、
発達障害についてのご相談、当事者さんへの福祉サービスを提供、
その数、日本で一番多く、を経験した私からの発信とさせてください。

「幻視があれば統合失調症ではない」
私の師からのお言葉です。