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ASDさんの「見え方」14.07.04

今日は通所者さんが22名来られて、大盛況だったので、チャンスとばかりに
ASDさんの「聞こえ方、見え方」のDVDを、おやつ後に全員に見て頂いた。

このDVDは、発達障害の特性を学ぶ当会の毎月の定例会で、親御さんやご家族さんには
毎年4月、5月の例会で見て頂く物である。
これをご覧になった親御さんは「えっ!」と必ず、驚かれる。

人間は生まれた時からの、自分の見え方、聞こえ方に疑問を持つ事はなく、
人間、みんなこの見え方、聞こえ方だよねと思っている。
他者と比較する事はなく、比較方法も無いから。

ASD当事者さんが次々と本を出して下さったこの10年。
ご自身の身体的な事、脳機能の事を、活字化のお得意なASD当事者さんが本にして下さった
お陰で、私たちは「えっ!そうなんですか!」と学ばせて頂く事が出来た。
そして、その学びを活かした支援を展開している。

バイトにつながった青年が、「今日は仕事で~と言うミスをした」と話しに来てくれる。
何度か聞いているうちに、ひょっとしてあのDVDの見え方?
早速、その青年に見え方のDVDを事務所で見て貰った。
「ええ、こう見えています」

そーなんだ。。。。。
バイト、大変だったねぇ。
とても理解のあるオーナーさんの所でバイトをさせて頂いていたが、オーナーさんに説明をし
辞めさせて頂く勝手をお伝えした。
(オーナーさんご夫妻は、事務局に来所してくださった!本当にありがとうございます!)

その青年がバイトをさせて頂いた事で、彼自身の課題が沢山、明確になった。
自分がそういう見え方をしているなど、今回のバイト経験が無ければ、彼は一生、気づく事は無かっただろう。
「良かったねぇ!気づけて!」と、彼に話したら、「本当にそう思います」とニッコリしてくれた。

これからは、もう一度ノンラベルのトレーニングに戻って、バイトに行く前とは違う段階のトレーニングに
挑戦しよう、となった。
視野が限定されているので、物の見方を工夫すること。
視野は限定されるけど、全体の作業の流れを意識して見ること。
目の前の自分の作業だけではなく、全体のどこに作業の滞りがあるかを判断、臨機応変に場所を
動くこと、ただし、作業指導をしている職員に「~を手伝いますか?」と声かけをしてから動くこと。

今日、22名の通所者さんにDVDを見て頂いた結果、「聞こえ方」についてはDVDに該当する方が結構おられた。(全体の3分の2)
「見え方」の方は、DVDを一度見た位では「ん?」だったと思うが、3名は当てはまると手を挙げて下さった。

「施設から桂川の向かい側にある、綺麗なマンションを見てください。マンションはハッキリ見えるけどマンションの回りはボヤァ~っと見えてますか?」と聞いた。
一人の青年が。「マンションを見てください」と言われると、マンションのみを注視してしまいますから回りはボヤけています、と話して下さった。

またもう一つのASDさんの見え方とされてる「全体を静止画象的に脳が記憶する見え方」の方も
2名が手を挙げられた。

定型者や定型者範疇の人は、マンションを見てくださいと言われても
マンションの周辺、手前、マンションの向こう側、遠くの山などすべてが視野に入る。(キッチリクリアではなくだが)

この見え方一つをとっても、仕事場において、見えてないからミスをする、でも叱られる、
自分に不本意な注意を受ける、もしくは何を叱れられているのか意味がわからずパニックを起こす。
自分に見えてない物を「目の前にあるでしょっ!」と言われても、「見えない、見えてない物は『無い』」のだから
えっ!えっ!えっ!となり、パニックが起きるのは当たり前。
パニックが起きると、ミスが重なる、益々、注意を受ける。
大変である。

しかし、自分の聞こえ方や見え方を自覚できたら『工夫』が出来ます!
働く社会人になって「なるべく不本意な叱られを減らす為のトレーニング」をノンラベルでは提供しています!

オーナーさん夫妻は、
「○○さんが、今回の事で自信を無くされませんように。○○さんより仕事の出来ない人はいます。
 ノンラベルでトレーニングを続けられ、また、私どもの所でバイトをしてみようと思われたらいつでも仰ってくださいね。大歓迎です」
と言ってくださった。

これが「社会の理解」である。
(こんな事を言って下さる経営者さんは、日本国内で一体、何人おられるのでしょうね)

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正規就労者、1名、正式決定しました!14.06.02

ノンラベルに親御さんが相談に来られ、その後、本人さんが通所につながれました。
本当に、コツコツ、コツコツとトレーニングを積み重ねられ、6年が経過した昨年の
8月、京都とジョブパークさんへ、障害者枠での正規就労先の相談を始められました。

2ヶ所、会社研修に行かれましたが、つながらず。
「数、重ねよう! 面接も回数こなすのはトレーニング!」と。
不成立になった時も、1日も休まず通所を続けられました。

6年間、それはもう十分なトレーニングをノンラベルで受けて頂いたので自信を持ってください!
あとは企業さんとの相性ですから、と伝え続けました。
いつも笑顔で「はい」と答えて下さってました。

先月(5月)12日から、2週間、京都の大手百貨店に研修に入られました。
仕事は、商品につける値札をPCで作成、印刷、ラミネート加工などなど。
ノンラベルでは、ご注文頂いた「名刺作成、印刷」を担当して頂いてのが
「ものすごく役に立ちました!研修先に就労したい」と言われていました。

そして、先週末、正式決定のお知らせが入りました!

本当に本当に、良かった! 頑張りましたね!!!

お知らせを聞いた時、私、涙が出そうになりました。

で、ASDさんたちは、こういう「涙」の意味がわからないし、そういう涙は出ない、と言われます。

「涙、泣く」は、『悲しい』と言う感情の時の状態で、そういう映画や小説を読むと泣けますが
日常生活で「泣く」と言う事が起こらない私は変なのでしょうか?と先々週、お一人の方から
相談を受けていました。

私はね、悲しい時も泣くけれど、多くは『くやしい』時の方が涙が出るんよ。
また、年のせいか、園児さんが一生懸命走ってる姿を見ただけで、その一生懸命が「けな気」なだけでじわっと涙が出るんよ、と話す私を、ふ~ん。。。と不思議そうな表情で聞いてられました。
このあたり、お互いの脳機能の違い、なんでしょうねぇ。
ASDさんがもっとも理解できないのは 【もらい泣き】 では無いかと思います。

みんなが涙ぐんでいたり、泣いている場面で、
笑ったり、はしゃいだり、しゃべりまくったり、「何を泣いているんですか?」と質問したり・・・
これ、しなければいいんですよ、自分は泣けなくても。

泣きたいと言う感情が湧かないのに、泣こうと努力する必要なし!
そんな自分を変だと思わなくて良し!

「感情」と言う部分に関しては、発達障害の方と定型者とで、脳機能に大きな違いがありそうです。

表情の乏しい人、と発達の人たちは言われるけど・・・・・
ノンラベルの通所者さんたちは、みんな、表情豊かですよー
これも日々のトレーニングの成果と自負しています。

就労先でも、あなたの素敵な笑顔、出してくださいね!
本当に本当におめでとう!!!!!

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どんだけの久しぶりのりじったーです。14.02.19

おととしの12月から『認定NPO』法人格を取得する為に京都市役所に住民票を移そうかと思う位、市役所に行き来、税理士さんとの相談回数、数知れず・・・

書類・書類・書類・書類・書類の日々

7月に京都市条例指定第1号で承認を受け、8月に京都府控除対象に承認を受け、9月に

『認定NPO法人ノンラベル』と、国から認証を受ける事が出来た。

 

もう承認、認証が下りるだろうと先が見えた7月の上旬に風邪、ギックリ腰、喘息、ヘルペスを

次々と発症、痛みと闘う事、約1ヶ月、事務局をこんなに長く休んだのは活動開始以来

初めてで、多くの方に迷惑をおかけしました。

(おまけとして、年末年始も風邪で3週間休み・・・)

 

今は、完全に復帰、元気にしております!

 

と、今日はこの事がメインではなく『多剤大量処方』について書きたい。

 

先月、面談活動も再開して以来、これでもかと言う位、相談者さんは「多剤大量処方」の方ばかり。

私は医師でも薬剤師でも無いので、服薬指導、助言は出来ない。

しかし、発達障害の方の支援を始めて13年、お薬の話しは避けては通れない。

 

『発達障害を無い事にするお薬など無い』

 

お薬が処方されているのは、ベースに発達障害があり、その事の特性で生まれてから多くの

ストレスを受け、神経・精神症状を二次症状で出された方たちである。

 

不安感が強い、睡眠障害、イライラ感、暴言、暴力、暴れる、物を壊す、摂食障害、解離性障害、などなど。

 

これらの症状が延々と続く当事者さん、辛いよね。

また、苦しむ本人さんに何をして良いのかわからない家族さんも辛いよね

 

で、医療に行くと、暴言、暴力、暴れる事が「出来ない」ように、抗精神薬で過鎮静をかけられる。

確かに、多くのお薬を大量に服用すれば、暴れ「られなく」なる。

その代償として、表情が無くなり、話さなくなり、食事もとらなくなり、延々と寝ていたり・・・

生物学的には生きているのかも知れないが、人として生きているといえるだろうか。

その上、お薬の副作用として、死にたくなって自殺未遂やリストカット、大量服薬。

服薬するまでは自殺念慮などなかったのに。

服薬するまで、一切、暴力、暴れるなど無かったのに、服薬して以降、今まで感じた事の無い

不安感の増強、攻撃性の高まりが起きたり。

 

何の為の服薬なんだ。

 

禁忌されてる重ね処方で、1日に30錠~60錠の服薬などザラである。

これは、ヒトゴロシである。

 

障害特性で翻弄され、服薬で翻弄され・・・たまったもんじゃない。

 

そして診断名はお決まりの「統合失調症」である。

 

発達障害が有るか無いかは『生育歴』を丁寧に聞けば、乳幼児期に既にエピソードがあるんだよ。

 

医療で「生育歴」を丁寧に聞く時間、人、がいないのであれば、どうぞ当会をご利用ください。

障害は病気では無いので、本来は医療範疇では無いのである。

しかし、神経・精神症状が出ている方には、部分として医療にチームサポートをお願いする。

(向精神薬を全面的に拒否する訳ではない)

 

昨年の7月、この年末年始に、内科において誤診、誤薬を受けた私である。

精神科だけに起こっているのかと思っていたが、たかが咽頭炎の風邪、の部位を誤診し

適切なお薬を処方出来ない内科があるのである。

目で診てわかる病気でさえ、誤診するのだから、

「目に見えない脳機能の不具合」など、精神科医の知識と臨床経験に頼るほか、ないんだよね。

精神科ほど「さじかげん」が必要な科はない。

 

しばらく、このあたりの事に関して、りじったーを書いていきます。

異論、反論、お持ちの方もおられるでしょうが、

発達障害についてのご相談、当事者さんへの福祉サービスを提供、

その数、日本で一番多く、を経験した私からの発信とさせてください。

 

「幻視があれば統合失調症ではない」

私の師からのお言葉です。

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「診断名を告知された時」12.11.12

本当に本当に、更新が途絶えてしまいました。

楽しみにして下さって、毎日、見ていますと言って頂いているのにすみません。

 

10月は21日に恒例のAS支援者養成講座(240名余の参加)だけでも大変なのですが、

無謀にも28日は東京例会、29、30日と東京支部会員さんの初回面談を5件入れ・・・

自分の体力、気力がわかっていませんでした。。。

血圧は160を超え・・・

 

セカンドでお世話になっているドクターに泣きつきメール。

降圧剤は避けなさい、ツムラ12を試してみては?と言うご教示と、温かい労いのお言葉を頂戴しました。

速攻、かかりつけの内科のドクターに処方して頂き、服用3日目からどんどんと血圧は正常値に!

やっぱり、セカンドの先生は名医!!!

 

さて、今日はボウリングの後、通所当事者さんたちとの「座談会」

お題は『診断名を告知された時』

 

1.      何歳の時に

2.      誰から

3.      診断名は何でしたか

 

3つの質問に対し、全員にお答え頂きました。

 

「何かあると思ってましたが(小学2年生の頃から・!)、ハッキリと診断名がわかってスッキリした」

 

「何カ所も診断して貰ってたが、すべて違う診断名だった。2人の先生に続けて同じ(発達障害)診断名を聞き、落ち着いた」

 

「ふ~ん、という感じでした」「あ~、そうですか」等、全くショックは無かった

 

「ショックでした。何故、自分が・・・」

 

多くの方が、親御さんがノンラベルに来所されて以降、診断のおりた方々です。

本人さんが診断名を聞く頃には、すでに親御さんの「発達障害の特性の学び」が始まっていました。

ショックを受けなかった方が多かったのは、この事が大きな理由かと。

 

次回も、その次も、このお題でみなさんからお話しを聞きます。

 

あんなに沢山の人の中で、自分自身の診断名について、全員が話して下さった事、

とても嬉しく思っています。

 

お一人、とても印象的なお話しがありました。

 

「自分が人より劣っている、違うと感じ、でも、その事は自分で『引き受けて』いかないとと思ってきた」

これは、真の「障害受容」では無いでしょうか?

 

誰に責任を押し付ける訳でもなく、自分を過剰に責める事でもなく、人はそれぞれだし、

出来ない事をトレーニングで「出来る」にする、秘めたる可能性を引き出す・・・自分自身でも、

また仲間やスタッフと日常をおくる中で、誰かがその能力を引き出す手助けをしてくれるかもしれない。

 

自己努力、とても重要。

プラス、人の力を借りてもいいじゃないですか。

 

そして、段階を上がって行って、今度は、あなたが、新しくトレーニングに来られた方の力になる、

それが、人間のつながり、です。

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『画像記憶』12.09.03

今日は月に一度の、ボウリングと「特性を学ぶ座談会」

 

ボウリングが東京支部開催に伴い、第4月曜日から第1月曜日に変更してます。

私は、ボウリング、4ヶ月ぶり(?)だった。

現在、行われてる全米オープンテニスにどっぷりの私は、ストライクを出したら、

「come on!」と叫びたい思い一杯で参加。

何か良くストライクの出る日で、ターキーが出た時は、飛びがって「come on!!!」

一緒に行ってたみんなに、どん引きされるかと心配だったが、みんなは温かく見守って・・・

くれたと思う。。。(ちなみに本日の私のハイスコアは182て~ん)

 

事務局に戻ると、半年ぶり?の、Aちゃんが来てくれてた!

「久しぶり~っ!」と手を取り合う。

 

しーたさんの本で学びを続けている。

みんなに聞いた。(参加者 16 名)

「画像、映像で記憶してますか?」

ほぼ、全員が「はい」

お一人づつコメントして貰った。みんな言語化出来るんだねぇ。感動。

「その画像は『カラーですか?』」

全員、「そう」

「音声も、その時のその人の声で再生ですか?」

全員、「そう」

一番、過去のその記憶は何歳ですか?

「4歳。家に白黒TVが(来た日)」

4歳!

「例えば、10年前の画像記憶の人は、10年前の年令、様子、での記憶ですか?」

全員、「そう」

 

う~ん、そうなんだ。

私は、とても印象に残る記憶は、その場面を思い浮かべる事は出来るが、大半は

言語的記憶だ。

利用者さんもスタッフも合わせて、画像記憶からほど遠いのは私一人だった。。。

 

画像記憶には、良い記憶と、そうでない記憶が当然ある。

良くない記憶再生について、一人の青年が語ってくれた。

 

「突然です。キッカケなしで再生される。一人でいる時。睡眠不足の時が一番ヤバイ。

あと、疲れている時、体調を崩している時に起こりやすい」

 

やっぱりそうなんだ。

「自生思考」という言葉で、私は講演で話すが、自生思考の起こりやすい状態を、

その青年が語ってくれたのと同じ事を話していたので、間違ってなかった、とホッとした。

 

良くない思い出の再生は起こって欲しくないよねぇ。

 

だったら、

1.      睡眠不足にならない

2.      体調を整える(身体を動かす事は重要)

3.      一人になる時間を必要以上に持たない

4.      第三者と関わり続ける

 

また良く言われる「思い出したくない辛い思い出」が、良い思い出より噴出する事が多いのなら、

そういう体質を持っている自分を自覚した時点から、「大丈夫」「楽しい」事を増やしていくべし。

 

また、一人の女性から「画像での記憶を言語化するのは難しい」

そうだよねぇ。

絵画をみて、それを言語化して人に伝えるって・・・非常に難しい。

画像記憶を人に話すのも、どういう言葉で伝えれば、ある程度、伝えられるのかを、

居場所で他の利用者さんやスタッフとで、うんと練習してみて下さい!

 

今日もまだまだ暑かった中でのボウリング。

一杯、笑ったね。(私ひとりが、いちびってたようですが・笑)

 

居場所で就労に向けてのトレーニングも、作業はお得意の「真面目」で、でも、職場じゃないんで

雑談で盛り上がりながら、いつしか、いろんなスキルが身についたね、継続が習慣化したね、という

居場所を続けていきたいです。

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工夫で出来るなら工夫12.07.18

「りじったー」随分、ご無沙汰をしてしまいました。

とても楽しみにしていますと言って下さる方が増えているのに・・・すみません。

 

自分で、一杯一杯の仕事量だ!と自覚しながら東京支部開設。

毎月、今の所、日帰りだが、東京へ行くと言うリズムに心身共に慣れる為に

日常生活を調整中。

「りじったー」がご無沙汰してしまった言いわけ~

 

福祉サービス事業所の作業は実に順調である。

作業は途切れもなく頂戴し、ほぼ月替わりの作業が来る。

生まれて初めての作業。

利用者さんもだが、スタッフも初めての作業。

 

新しい作業が来て、2日間程は、作業の流れは軌道にのらない。

その2日間の思考錯誤の中で、その作業が効率的に行えるよう、必ず、何らかの道具が

スタッフによって作られる。

今まで、「工夫」されたその道具を写真で紹介しよう。

 

(写真)

 

写真をご覧になった方は「これは何ですか?」と思われるだろう。

それがそれが、実に「優れ物」なのです。

これらの道具が「工夫」される事で、苦手な手先の作業も利用者さん全員がこなす。

一つの作業も4~5日すると、みなさんがベテランに。

 

今、来ている作業は、本当に単調な物で、1時間もすると飽きる作業である。

しかし、工夫された補助道具を使う事で、たくさ~んの商品が出来上がっていくのは快感である。

だから作業を続けられる。

 

今日は「楽しいっ!と言う声が上がった。

そうそう、作業は楽しくしなきゃね。

楽しく作業をしていると、疲れも軽いし、楽しい雑談も出始めるし、笑いも起こる。

じゃ、明日も行くか、と思える。

 

「土曜も日曜もノンラベルに来たいんですけどぉ」な~んて、嬉しい言葉も頂いた。

ごめんね、土日はお休みしないと、スタッフが倒れます~(笑

 

ノンラベルの福祉サービス事業所は、利用して下さる方の「いずれの就労」の為、

社会で生きる為の練習の場を目指しています。

 

最近、とても良い本と出合った。

 

『僕は、社会(みんな)の中で生きる』風花社 ¥1600

著者の中田大地くんは、小学校3年生の時にこの本を書いた。

まず、この事に驚いた。

小学校3年生で、この活字化能力!

さすが、ASさんだ。

 

一時「ありのままを受け入れる」と言う言葉が流行った。

うん、これはとても大事な事。

今の自分、そのままをまず受け入れなければ、次が見えてこない。

ただ「ありのまま」は、段階であって、そこに留まっていては「もったいない」

自分でも気づかない「自分が出来る事」に気づいたり、練習をして「出来るようになる」事は

とても『お得』な事ですよ。

出来ない、と思っていて、出来た時の喜びや達成感を是非、体験して欲しい。

 

作業は「生きる」為の一つ。

この体験を通じて獲得した事を、今度は人との関わりにも応用して欲しいです。

 

そのキーワードは『工夫』です。

 

その『工夫』は自分一人で考えつきません。

社会、人、と関わる中から見つけていきます。

 

アルバイト、パートから・・・な~んて、自分でハードルを上げ過ぎない事!

スモールステップでいいんです、と言うか、スモールステップを踏む、段階を踏む、

小さな、小さな成功体験を幾つも積む、からのスタートが安全かつ確実です。

出来ない事、知らない事は、人に聞きましょう。

人に聞く事は、プライドが傷つく?

そんなプライドは捨てましょ。

 

知らない事を人に聞いて「知ってる」になった方が、自分自身がグレードアップするんじゃ

ないでしょうか。

 

そして、今度はその事を知らない人が、あなたに聞いてきた時は教えて上げてください。

これが人間関係のひとつ、人とのつながりのひとつです。

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期が熟す12.05.15

12日間という、奇跡的なGWを頂戴した。

ず~と家に居たので、身体的疲れはとれ、身体は元気に!

精神的な疲れはこの仕事を続ける限り取れる事は無いのは納得している。

 

今年に入ってから、対人関係トレーニングから就労トレーニングに

通所者さんたちが移行した。

幸いにも作業となる内職を2カ所から頂戴し、毎日、作業をし続けている。

作業は実に順調そのもの。

 

それも、通所者さんの多くが、1年、2年、3年~、と「人と集う」

トレーニングを根気良く継続された結果である。

 

当初、昼間からマージャンをして、どうして就労に結びつくのか?

疑問を持たれる段階が起きる。

4人で「集う」「雑談をする」「人のペースを尊重する」「慎重に牌を扱う」

トレーニングが、今回の内職作業にどれだけ有効だったか実感されてると思う。

 

また「わからない事は聞く」「聞いてから作業をする」事が出来、失敗がほぼ無いのも、

今までのトレーニングの成果です。

 

そして、その中から、パートにつながられた方が2名出た!

作業を出して下さってる出版社さんに。

そして、その2名の方の頑張りに、もう1人枠を出版社さんが言ってきて下さった!!!

 

また、誰もが知ってて、利用した事が必ずやあるだろう、大手ファーストフード店さんからも

バイト採用のお話しを頂いている。

 

そして、そして、内職作業を出して下さってる所からは、1個幾らの内職ではなく

日給で工賃が出せる仕事のお話しを、今日、持ってきて下さった。

 

この活動を始めた頃、世の中は、無職の若者に「就労支援、就労支援」と騒ぎ立てていた。

何年も就労をしてない方に、突然の就労、付け焼刃的就労には、大きな疑問を持っていた。

「人慣れ」「居場所への継続参加」など、最初の一歩にスモールステップが絶対に必要、

時間はかかるが(年単位)段階を踏んでいく事が大切と考え、居場所を提供してきた。

 

ノンラベルのオリジナルトレーニングをしっかりと基盤にして頂いた方は

バイトに行かれても、その日で辞めるという事は起きないと、現在、パート勤務に行ってる

2名の方を見て確信となった。

 

京都には、作業所、事業所等に作業を斡旋する所が無い。

多くの作業所、事業所が「仕事」を必要としている。

その仕事を開拓し、多くの障害者の方々に提供していく、大きな目標が出来た。

 

しかし、繰り返すが「人と集う」「通所を継続する」などの基本トレーニングは必須である。

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しんどかった一週間12.04.17

りじったーのアップに「間」が空いてしまった。

今日は、私的なつぶやきです。

 

4月8日(日)東京目黒で「NPO法人ノンラベル東京支部開設記念講演」を開催。

新幹線が遅れるとか、悪天候とか、全くなく、桜満開の中、無事に終了しました。

帰りの新幹線ではもう話す余裕などなく、座っているだけが精一杯。

 

この講演までの準備は、今まで11年間、京都でのイベントを数々実行してきたのとは

規模の違うしんどさであった。

 

講演の翌日は、その日曜日の代休で、事務局はお休み。

この一日で、イベントそのものの疲れはとれる予定だった。

 

しかし、講演に関係して下さってた方から、次々と連絡が入る。

事務局は閉まっていて電話が通じないから私の携帯、メールで届く。

そこから究極のしんどいが始まった。

 

誤解される、理解されない、と言う事は人を本当にしんどくさせますね。

今までの人生で何度も経験した事だけれど、今回は堪えたなぁ。

障害者の方々が、社会から理解されない、偏見、差別を受けられる事とは

比べ物にならないけれど、疑似的体験。

本当に、奈落の底に落ちますね。

 

年会費は「入会金」じゃ無いです。

営利が目的であれば、NPO法人ではなく、株式会社という法人格でしょ。

NPO法人活動は、会員すべてが役割分担はしますが、みんなで活動します。

私たち事務局スタッフも「会員」です。

NPO法人は「慈善事業」でも「無償ボランティア団体」でもありません。

みんなでお金を出し合った物が「財源」となり、それで会を運営していくのです。

「サービス」は「ただ」ではありません。

ノンラベル職員の中には私の家族がいます。大きな戦力です。

「家族旅行ですか」という言葉には、言葉を失いました。

 

「市民の為の法律相談、30分、無料」に行って相談すると、話しを聞いて下さり

その事の専門の弁護士を紹介してくれます。

紹介まで、です。

勿論、紹介された弁護士の所に行って相談すれば有料です。

無料のサービスには無料の限界があります。

 

と、愚痴はもうやめよっと。

 

地獄の一週間の後、15日は京都ノンラベルの大きな方の例会でした。

いつもより、少し少なめの参加者数でしたが、あったかかったなぁ、みなさんの

声かけ。

「お疲れでしょう」

「今日のレクチャー、もの凄くわかりやすかったですよ~」と、何名の方にも言われ、

「東京行って成長したんでしょうか」で爆笑。

 

東京講演の次の日に、既に年会費を振り込まれた方、1名。はやっ!(笑

火曜日からは、またもや電話のラッシュ。

またたくまに、予定していた20組入会制限を超え、25組に。

次々と京都での「初回面談申し込み」が入る。

京都まで・・・新幹線代、ご負担をおかけしてすみません!

 

急遽、5月からの東京例会の会場を借り返る。

「DVDでレクチャーを見て特性を学んで頂く」事を前提に、京都の会員さんとは違う

年会費を設定した。

結局、しばらく、私とスタッフ1名が東京例会に出向く事になったが。

東京の会場は京都より、うんと高い。。。

往復の新幹線代・・・しばらく、赤字が続く。

 

京都のノンラベルも設立して数年は財源乏しく、事務局も持てず、スタッフも雇えず。

会員さんの総意で年会費制にさせて頂くまで、個人拠出、百万近く。

「年会費が例会参加費や事務局維持費の1年分の前払い」だと理解されるまで、

「入会金」と勘違いされるのであろう、ノンラベルは高い、と言われた。

高いという言われる事は、活動実績を積み重ねる事でしかご理解頂けないと、スタッフ全員が

全力投球をしてきた。

まだまだ至らぬ点は多々あるが、今後もこの姿勢を貫く。

「当事者さん、家族さんが主体」

「人として」

「専門性の理論は、現場の学びの裏付け」

今日もスタッフ会議で、これらを再確認。

こう言うと、世間には「理想ですね」と皮肉られる。

この言葉を、良い意味で裏切る結果を幾つも出してきた。

驕る気持ちは一切ない。

毎日、毎日を、当事者さんと過ごし、ご家族さんの悩みと向き合う事を続けるだけだ。

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勘弁して下さい。12.03.13

内職作業の「フィルム」を貼る方向に、受注先から「方向が違うのがありますよー」と

連絡があったと、内職屋さんから連絡が入る。

えっ?えっ?えっ?

もう、1万個近く作って納品してるんですけど。

 

「フィルム」を、どちら重ねで貼るかは、何も聞いていません。

内職屋さんの社長さんに、その仕事をして貰った動画は取ってありました。

しかし、サンプルを貰ってなかった。

手落ちだ。。。

午後から、方向を統一したが、それが・・・・・逆方向だった。。

 

「フィルムの重ねる方向」について、電話でやり取りする事に無理があった。

 

みんな、せっかく頑張って、頑張ってしてくれたのに、本当に、申し訳ない!

 

午後3時頃、内職屋さんの社員さんが到着、確認をする。

 

午後から方向を間違えた商品の、フィルムの修正作業を、おやつ後から始めるが

午後4時までには到底、出来上がらなかった。

利用者さんが帰られた後、スタッフ8名で、延々と修正。

終わったのは午後6時半過ぎ。

 

目はかすみ、背中、腰は痛み。。。

 

 

 

先日の「りじったー」に、動画を撮らせて貰えませんか?と書いたのを

読んでない人たちにコピーして渡し、全員にOKを貰った!

ありがとうね!!!

20日の親御さんたちの「特性を学ぶ月例会」の午前のレクチャーで

使わせて頂きますね。

本当に、本当に、ありがとう!!!

 

さ、明日から「しきりなおし」だ!

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